大阪・茶臼山

西日本旅行記

大阪天王寺にある茶臼山に行ってきました。
ここは、大阪冬の陣で徳川家康が本陣を構え、大阪夏の陣では真田幸村が本陣を構えた地です。
この週末に最終回を迎えるNHK大河ドラマ「真田丸」でも取り上げられるのかなと思います。

歴史背景を感じながらこの地に来ると、「夢」「絶望」「恩義」「愛」など、いろんな思いが胸の中に去来しました。過去の偉人たちのそんな複雑な思いが今でも感じられる地です。

夢…手柄を立てて大名になりたい、出世したいと思って戦いに挑んだ方がたくさんいたでしょう。
絶望…逃げたくても逃げられない、苦悩の中で起死回生を探った方もいたはずです。
恩義…誰かへの恩返しのために命をかけた方も多かっただろうと思います。
愛…家族や子孫を守るための戦いだった方もいたはず。

「山」というよりは、小高い「丘」といった感じの茶臼山ですが、いろんな人の、いろんな思いが詰まった「大きな」山に見えました。

2015年で、大阪夏の陣からちょうど400年を迎えて、新たな碑が増えていました。

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