「失敗は成功のもと」とは昔からよく言いますが、
どうやったらこうした「プラス思考」になれるのか、考えています。
先日、ある会合で、僕の過去の病気の話が出たのですが、
ある人からこんな答えが返ってきました。
「あなたは病気になってよかったね。」
多分、病中に言われていたら、カチンと来たかもしれませんが、
確かにそうなのです。
今考えただけでもかなりのメリットが思い浮かびます。その一部は、
・地元にUターンすることができた。
・夢だった独立が叶った。
・そして「自己責任」の意味が、ようやく理解できてきた。
「『成功』という字を虫メガネで見ると、小さい『失敗』という字から成り立っている」
とは、カカトコリさんの『一天地六の法則』に書かれている一節です。
「私の辞書に失敗という文字はない」という人もいるでしょう。
「すべての失敗は成功への道標(みちしるべ)にすぎない」という意味であり、
その人たちが失敗していないわけではありません。
単純に「気の持ち方」の違いです。
私がサラリーマンを卒業して以降、
やることなすこと「生まれて初めて」のことばかりで、
それはそれは、山のような失敗を繰り返しています。
失敗するたび、こう自分を説得します。
「いい勉強になったね。」
自分を説得しているのか、どこからか声が聞こえてくるのか、よく分かりません。
私には追いかけている「夢」があるので、
失敗しても諦めることはありません。
それが「プラス思考」になれる、
「失敗を成功のもと」に変えるための答えなのかな、と思っています。
ちなみに、こうした「気の持ち方」でいれば、
遠い過去の失敗をも「成功」に変えることができるので、すごくいいですよ。