日本商工会議所青年部(YEG)の全国会長研修会が群馬県前橋市で開催されたのを機に、私の人生で初めて群馬県を訪れました。
現在、大河ドラマの『花燃ゆ』で話題になっている地です。会長研修会の分科会、エクスカーションで関連施設を巡ってきました。
分科会で訪問したのが、前橋市にある臨江閣です。
群馬県令の楫取素彦らが迎賓館として建築したとされる建物です。素敵な庭園とともに、書院造りほか、日本の古来からの木造建築が今にしっかりと伝えられています。
「開門落葉多」(門を開けば落葉多し)と書かれています。
「西の岡山、東の群馬」と書かれていました。お互い昔は教育に熱心な県だったのですね。
臨江閣の次は、群馬県庁昭和庁舎で開催されている「ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館」に行きました。NHKの大河ドラマでの撮影道具が展示されているほか、衣装を着ての写真撮影が可能となっています。
会長研修会終了後、富岡商工会議所青年部主催のエクスカーション「近代文化への道・時を旅する歴史遺産」に参加しました。
ガイドさんによる丁寧なご説明を聴きながら、平成26年6月に世界遺産に登録された富岡製糸場を視察しました。
富岡製糸場は、ガイドさんのお話があるのとないのとでは、満足度が全く違うと思います。日本の「富国強兵」「殖産興業」を推し進めていくなかで富岡製糸場が設立され、そして外国産の生糸に押されて閉鎖に至る時代背景も教えていただきました。生糸と絹の違いも理解できました。