花束を母へ

がんばりすぎない勇気

母が今年1月14日に亡くなってからはや2ヶ月が過ぎました。
おかげさまで先日、五十日祭と納骨も無事終わりました。

宇多田ヒカルが2016年に発売したシングル『花束を君に』。
とても良い歌だと思って昨年から聴いていましたが、母が亡くなって以降、歌詞があまりに自分の気持ちを代弁してくれていると感じるようになりました。

花束を君に贈ろう

言いたいこと きっと山ほどあるけど 神様しか知らないまま

両手でも抱えきれない 眩い風景の数々をありがとう

どんな言葉並べても 君を讃えるには足りないから

引用:宇多田ヒカル公式サイト

私は、母の息が完全に止まるまで、ベッドの横で母に声をかけ続けました。
耳は最後の最後まで聞こえているそうなので、息が止まった後もしばらく声をかけ続けました。

私は今まで育ててくれたことへの御礼を母に言い続けましたが、どんなに御礼を言っても足りません、、、そんな気持ちを代弁してくれている歌です。

先日、母が亡くなって以降初めて、夢に母が出てきました。
声はありませんでしたが、笑顔で私に手を振っていました。
多分、母へのホワイトデイのプレゼント(というかお供え)を何にしようか考えていたので、夢に出てきたのでしょう。

この曲を聴いていると、もう一度母に会って、母に花束を贈りたい気持ちになります。
母の喜ぶ姿、、、過去に誕生日プレゼントや母の日のプレゼントを渡した時の、母の笑顔が記憶に蘇ります。

が、それはもうどうやっても叶いません。

家庭もビジネスも日々やれることを最大限がんばりつつ、健康を大切にすることで、母への「花束」としたいと思います。

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