台湾で感じたこと-台湾の経済情勢-

起業家の道

日本商工会議所青年部(日本YEG)の海外交流事業「THE POWER OF YEG in 台湾」に参加するため、3年ぶりに台湾・台北に渡航しました。
日本から120名を超える参加者で、台湾に対する青年経済人たちの関心の高さを感じました。

海外交流事業の2日間(2017/8/24-25)で、台湾の政治経済情勢を知るとともに、台湾で起業した日本人のお話、そして、地元台湾の青年経済人との交流ができました。
私が今まで知らなかった「台湾の歴史」「台湾人は日本をどのように見ているか」など、見聞を広めることができました。

  • 日本が世界から嫌われつつある理由
  • 台湾の先住民(16部族)について
  • 日本人ハーフの鄭成功(日本人名:福松)による政権樹立と漢民族流入
  • 日本の統治時代の出来事
  • 国民党200万人移転後の出来事
  • 東日本大震災の際に台湾から230億円もの義援金が集まった理由…日本への愛情

台湾のことは、日本と台湾が国交がないためか、公立学校ではあまり詳しく教えてもらえていないと感じました。(または私の記憶から抜けているだけでしょうか…)

台湾和僑会の方々からは、台湾で起業する上で気をつけることを主に教えていただきました。

  • 台湾を起業の地に選んだ理由(アジアの中心に位置する台湾の地の利の良さ、その他…)
  • 日本より厳しい労働法制
  • 法律が突然変わるので注意が必要
  • 世界最低レベルの法人税(17%)の真実


台湾トップ100の企業が加盟する「三三会」の青年部「三三青年会」からは、台湾の政治経済情勢と台湾観光についてご教授いただきました。台湾は西部(大陸側)は大きな平野があり産業が発展していますが、東部(太平洋側)は山が多くて平野が狭く、西部ほど産業は発達していません。その代わりに東部には素敵な自然が多く残されており、日本人の移民村の跡も残っているそうです。

夜には懇親会が開催され、三三青年会の方をはじめ、台日商務交流協進会の方と交流させていただきました。

交流させていただいた台湾経済人の皆さんは日本語が堪能でした。日本統治時代の印象も他国ほど悪くなかったことから、台湾には親日派の方が今も多くいらっしゃいます。また、広島空港から2時間半程度で来ることができ、近くて便利です。リスクもたくさんありますが、私は、台湾・台北に深い魅力を感じることができました。
それとともに、私自身がさらに成長しなければならない、と身の引き締まる思いがしました。

日本の市場は、少子化によって今後の規模縮小はもう避けられません。
私も、自身のビジネスのグローバル化に向けて、より一層邁進していきます!

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